本読む馬鹿が本を読む

好きな本について書いています。あなたがまだ読んでいくて、おもしろそうだ読みたいと思ってもらえるような本が見つかるととても嬉しいです。

倹約・貯金・投資。お金のことはこれを読んでおけば大丈夫な本-『私の財産告白』本多静六

私の財産告白:本多静六

マネーフォワードCEOの辻庸介さんが「大体お金のことはこれを読んでおけば大丈夫」と紹介していた本です。(WEEKLY OCHIAI「お金をアップデートせよ」にて)

 

本多静六という資産家の方が、自らの実体験をもとに貯金と投資についてを書いた本。

 

この記事を書くために改めてこの本を読み直していましたら、いや〜貯金へのモチベーションが上がる上がる!

よっしゃ!節約しよ! となります。

 

給料四分の一天引き貯金法

 

本多静六さんは、お金がたくさん欲しいならまずは貯金をしなさい、と言います。

そしてその貯金で有効なものとして、給料からまず四分の一を天引きして貯金してしまう方法を紹介しています。

元からのこりの四分の三しか貰っていなかったと思って生活をしましょうというわけです。

 

四分の一ってなかなかですよね。

しかし本多静六さんは、かなりストイックにこの四分の一天引きを実践していました。

給料日前にはお金がなくなってしまって、ゴマ塩を食べていたそうです。

ちいさな子供たちから「またゴマ塩…?」なんて言われても、かたくなに四分の一は貯金し続けました。

 

副業を行い貯金

 

また副業をやって得たお金を貯金にまわすことをすすめています。

副業は、本業の足しになるものを積極的にやっていくべきと書いてあります

 

本多静六さんは、一日一ページの原稿執筆を副業とし、それで得たお金をすべて貯金していました。

今でいえば、本業に関わることをブログで書いてアフィリエイト収入を得るというのがいいかもしれませんね。

 

本多静六さんは、この副業もかなりストイックにやっていました。どんなことがあっても必ず一ページ書く。事情があって書けなかったときは、つぎにまとめて必ず書く。とやっていました。

 

貯金ができたら投資

 

お金というものは元となる芯を作ってしまえば、あとは雪だるまのように増えていくものであるそうです。

その芯となるものを、まず四分の一天引きと副業で貯めます。

そしてその貯まったものを元手に投資をするのだそうです。

 

二割利食い、十割益半分手放し

 

本多静六の投資法として「二割利食い、十割益半分手放し」が紹介されていました。

が、正直わたしにはよく理解できませんでした。

 

おそらく、あまり欲張らず、二割くらいでヨシとして、手堅くコツコツいけよ、ということを言っているのだろうと思います。

 

本書には、こうして二割の利益がでた場合にはこのようにして、倍に増えた場合はどうで、損した場合はどう、みたいなことも丁寧に書いていますので是非読んでみてください。

 

貯金と投資で巨万の富を得た本多静六

 

本多静六は上記で紹介した方法で富を築きました。

富を築きすぎて、同僚から「あいつがあんなに金を持っているのはけしからんことをしてるに違いない」と辞職を迫られることにもなったりします。

 

ただ、その内容としては

  • 給料からよ四分の一天引き
  • 副業(一日一ページの原稿執筆)

での貯金

そして

  • 堅実な投資

と、決して難しそうではありません。

 

あとは自分がやるかどうか、なのだと思います。

本多静六さんはかなりストイックにやってましたもんね〜。

 

僕もがんばろう!