おうち時間にじっくり読みたい!複数巻にわたる作品
お題「#おうち時間」
みなさま、おうち時間をどうお過ごしでしょうか?
テーマ「おうち時間」ということで、生活を振り返ってみると読書くらいしか趣味がなかった僕が、おうち時間に読みたい複数巻にわたる作品をまとめてみました。
『深夜特急』沢木耕太郎
紀行文の金字塔!
こんな時期でもあるので、旅に想いを馳せてみるのもいいですよね!
内容紹介(Amazonより)
インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは「大小(タイスウ)」というサイコロ賭博に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪が、いま始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ!
『坂の上の雲』司馬遼太郎
歴史超大作!全8巻。
内容紹介(Amazonより)
維新で賊軍とされた伊予・松山に、三人の若者がいた。貧乏士族の長男で風呂焚きまでした信さん(後の秋山好古)、弟で札付きのガキ大将の淳さん(真之)、その竹馬の友で怖がりの升さん(正岡子規)である。三人はやがて、固陋なる故郷を離れ、学問・天下を目指して東京に向かう。しかし、誰が彼らの将来を予見できただろうか。一人は日本陸軍の騎兵の礎をつくり、一人は日本海大海戦を勝利にみちびき、さらに一人は日本の文学に革命を起こすことになるのである。
『サラバ』西加奈子
直木賞受賞作。
上・中・下巻です。
内容紹介(Amazonより)
累計百万部突破!第152回直木賞受賞作
僕はこの世界に左足から登場した――。
圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。
そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。メイド付きの豪華なマンション住まい。初めてのピラミッド。日本人学校に通うことになった歩は、ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる。
『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー
村上春樹が「これまでの人生で巡り合った最も重要な本の3冊」として挙げていたり、東京大学の教員が「新入生に読ませたい本」の1位に選んでいたりする名作中の名作。
一度は読んでおきたい小説です。
内容紹介(Amazonより)
物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。
『万葉秀歌』斎藤茂吉
たぶん新書では珍しいと思いますが、発行部数100万部を超えていると思われる作品。
古くからある日本の文化に触れてみるのもいいですね。
内容紹介(Amazonより)
「万葉集入門」として本書の右に出るものはいまだない.万葉の精神をふまえて自己の歌風を確立した一代の歌人たる著者が,約四百の秀歌を選び,簡潔にしてゆきとどいた解説を付して鑑賞の手引きを編んだ.雄渾おおらかな古代の日本人の心にふれることにより,われわれは失われたものを取り戻す.